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施工事例

【OTHER】大瀬町HUT

DATA

建物面積 1階:74.11㎡
2階:-㎡
合計:74.11㎡/22坪
間取り 2LDK

大瀬町HUTは約150坪の比較的大きな土地に4つの「小さな小屋(HUT)」を建てた注文住宅となります。
テーマは「毎日がキャンプ」。
超郊外の「田舎暮らし」でもなく、「住宅密集地暮らし」のどちらでもないちょうど良い家。

敷地には22坪1LDKの母屋、趣味兼物置小屋、サウナ小屋、水風呂小屋でそれぞれが小さい小屋ながらも敷地の特性に合わせ配置された小屋たちは暮らしの中でいろいろな表情を楽しむことができます。

 【設計プランのポイント】
①敷地は大きく、建物は小さくし敷地に余白を生む。
②小さく効率的にしつつも狭さを感じさせない視覚的工夫。
③建物間取りは機能性を重視し住宅設備を充実させた。
④建物面積や間取りなどの固定概念を無くし居心地の良い「居場所」に価値を置いた。

ARROWSが得意とする「住宅地に居ながら自然を暮らしに取り込む」ことができる住宅事例になります。
 

PHOTO GALLERY

PROPERTY DETAILS PROPERTY DETAILS

あえて天井高を低くして視線をお庭のほうへ。

あえて天井高を低くして視線をお庭のほうへ。

ダイニングにおける弊社の住宅での天井高さは2.7mですが、こちらの住宅では落ち着きを作るためにあえて2.2mを基本高さとして設定しています。高さを抑えることで横方向への伸びを演出しお庭に視線を向けやすくしています。ただ天井を低くするだけでは圧迫感が出てしまいますので開口(サッシ)とのバランスが重要となります。

わずか1.5畳の篭り部屋

わずか1.5畳の篭り部屋

1.5畳と小さなスペースですが、大人が二人座って本を読むには十分なスペースです。背面には本棚が埋め込まれており200冊以上の書籍を置くことができるようになっています。
弊社ではファミリーラウンジとしてお馴染みの小上がり和室ですが、リビング以外に配置するならこのような篭り部屋にも利用可能です。
窓のサイズと配置は敷地を十分に読んで配置する場所を検討する必要があります。

和室は明るくしすぎず陰影を演出。

和室は明るくしすぎず陰影を演出。

カウンター+掘りごたつにして仕事やお勉強など使い方いろいろの居心地の良い空間となります。1.5畳と比較的狭い空間ですが、狭さを感じさせないよう窓の配置を工夫し1.5畳ながらも落ち着く書斎になっています。落ち着く空間とは広さではなく囲われ感と視線の抜けが重要です。

プライバシーを守りつつ開放感を作る。

プライバシーを守りつつ開放感を作る。

多くの住宅でせっかくの南向きの窓でもカーテン閉めっぱなしの住宅をよく見かけます。家の配置と向き、そして太陽の動きを検討することで人の目を気にせずまるでキャンプ場にいるかのようなリビングを作ることが可能です。
それにはプロの視点で土地を読むことが必要です。土地選びで決まってきます。

約120度のパノラマリビング

約120度のパノラマリビング

ウッドデッキを跳ね出すことで、室内が外に延長されるように感じることで外の空間を室内に居ながら強く感じることができるようになります。室内に居ながらキャンプ場にいるような感覚になります。
サッシ枠などの垂直方向を黒で纏めることで視覚的なノイズを少なくし外の景色が映えるようにデザインしています。

家具の選定も住まいの居心地を決めるポイントとなります。主張しすぎず空間に馴染むデザイン、サイズ、配置場所が求められます。

テントサイトにもできる大きなドッグラン。

テントサイトにもできる大きなドッグラン。

庭にはドッグランを配置しちょっとした腰掛けを作ることでテーブルやベンチとして利用できるようにしています。庇のないデッキを作ることで焚き火などもできるようにしています。また、隣地の公園が地続きの印象になるよう植栽の向きを検討し植えています。

縁側とお庭の関係性が居心地を作る。

縁側とお庭の関係性が居心地を作る。

室内リビングと外部デッキを繋ぐ縁側通路を設けることで植栽を楽しむ通路と椅子などを置くとちょっとした憩いの空間となります。

サウナ小屋と水風呂小屋はリビングから見えるようにし、気軽にいつでも入りたくなるような配置を考えました。木材で手作り感のあるサウナはオブジェとしても見応えあります。

「いつでもBBQ」ができる導線。

「いつでもBBQ」ができる導線。

西側には西日を遮る深い軒の出デッキを設え、雨の日でもBBQなど楽しめるようにしています。
一戸建てに住みたい理由として「BBQがしたい!」ということが挙げられますが、住んでみると意外とBBQされない方が多くいます。この場合、導線や間取りの配置に問題があり面倒になってしまったり、近隣が気になるなどの理由があります。
そのため、BBQがしやすい、準備がしやすい、片付けしやすいなどの「BBQのための計画」が必要になります。
年中、温暖な気候の宮崎に住むなら気軽にBBQできる生活は、何気ない食事も楽しい時間になります。
小さい家ながら居場所を沢山作ることで家の大小にかかわらず楽しい住宅にすることが可能です。

昼も夜も自然を楽しむテーマパーク。

昼も夜も自然を楽しむテーマパーク。

季節に応じた四季折々の変化を楽しむ住宅。飽きることのないテーマパークです。
これからの住宅は「住む」から「楽しむ」へ。
せっかく、高額な住宅ローンを長く払うなら、ただ寝て食べて過ごす住宅、「日常の楽しいことは家の外にある住宅」より、「家の中に楽しみが用意されている住宅」の方が価値のあるものになりませんか?

敷地の余白を活かして楽しむ。

敷地の余白を活かして楽しむ。

あえて広い土地に小さな住宅を建て敷地に余白を作っています。作り込みすぎない少しの余白がこれからの住まいの楽しみになります。
広い敷地に小さな家。そこで生まれる余白を長い生活の中で作り上げていく楽しみのある住宅はいかがでしょうか?

最近では植栽は敬遠される方も多くいらっしゃいます。手入れが面倒、虫が嫌など敬遠される理由は様々です。しかし、休みの日には癒しを求めて植栽のある公園や森、旅館などに出かけます。また、観葉植物などを室内に置いてインテリアを楽しむ方も増えています。ここでは、30本以上の植木を植え「家の中に植栽を取り入れる」ことで敬遠される理由を上回る癒しなどを得ることができます。

ワクワクするドラマティックな住宅を。

ワクワクするドラマティックな住宅を。

視線の先にはワクワクが待っている。そんな住宅が理想です。
 

火、石、木、光。自然素材が共鳴しあうデザイン。

火、石、木、光。自然素材が共鳴しあうデザイン。

自然素材は常に変化します。劣化ではなく変化することを楽しむことで住宅の価値をさらに高めるものとなります。

天窓からの優しい光

天窓からの優しい光

小さな空間ながら変化を楽しみ居心地を作り出します。

ロフトからの覗き窓。

ロフトからの覗き窓。

それぞれの区間におけるコミュニケーション距離に気を配り計画しています。広い敷地のどこに居てもコミュニケーションが連続していく間取りです。

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